すきまのじかん

眠ったり 覚めたり だったので

カーテンの向こうの色が変わるのを見ていた
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群青 から 薄い黄色へ



作業部屋は北窓
早く乾かしたくて 成形したものを南側の寝室に置いています

乾かないと 焼けないのでね
あいかわらずの小さい窯ゆえ ちと焦る

何回転するつもりなのか

*****  

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やみのじょおう が おまけをしてくれるので
なんだか夜の時間がすこし長いのです

私の制作タイムは深夜

集中。。。

指先以外は透けてしまっているのではないかと
ハッとする瞬間があります



*****

これは だいすきな絵本

例えるなら 
カサカサと音のする薄紙

かるくて すぅすぅしているのに
触れることもできる

そんなかんじ



(本文冒頭)

ゆうぐれどきの、すきまのじかんを しっていますか?
まだ、あかりをともすほど、くらくもなく
かといって ほんをよんだり、ぬいものをするほど
あかるくはない じかん

ほんを ひらいたまま、ページのなかの じは、ぼんやりとみえるだけで
ひとは、ものおもいにふけり、うっとりと、ゆめをみるのです。
それは、おおかみでもなければ、いぬでもないような じかん。
かげのぶぶんは、まだほんのすこし かがやきをみせ、
じめんはくらく、そらは、ほんのりとあかるい
すべてのものが しずかな
あおいせかいの おとずれをまっているじかん。

そらのすみっこが あかくそまり とおくで、たいようが ねむりにつくところ
それは おもいでのせかい。
かなしいような うれしいような まいにち、やってくるのだけれど
それは、まるで あったのか、なかったのか さえ わからないような
はかないじかん。

そんな すきまのじかんを あなたはしっていますか?
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      『すきまのじかん』
         アンネ・エルボー 作
         木本栄 訳
            ( ひくまの出版 )

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by te-no-hira | 2010-03-10 03:33 | つくる | Trackback | Comments(2)
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Commented by koba at 2010-03-10 11:17 x
この絵本を知りませんでしたが
去年 わたしはすきまの住民なのだと、気がつきました。
いつもわたしはそこを選んで佇んでいたし、眺めていたのです。
そうか、やっぱりそういうじかんはあるものですね。
よかった、安心しました。
この絵本、みてみます☆
Commented by te-no-hira at 2010-03-11 21:33
kobaさん。
やはりそうでしたか(^-^)
そんな気がしていました。

私も思うことにぴたりとくる言葉に出会って嬉しくなったのです。
すきまのじかんが隠れているページの絵を見て、それぞれにちょうどいい居場所があるものだなぁと思ったりもしました。


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